アメリカンフットボール:未経験からフィールドに立つまでの第一歩ガイド

アメフトって、楽しそう!やってみたい!

そう思ったこと、ありませんか? でも…

  • 始め方がわからない
  • 未経験でもついていけるのかな…
  • 防具や練習にかかるお金が高そう…

そんな不安を感じる方に向けて、本記事ではアメフトを始めるための基本ステップをやさしく解説します!

一歩踏み出せば、そこには仲間と熱狂する最高のフィールドが待っていますよ!

ステップ①|まずはプレーできる場所・チームを探そう

アメフトを始めたいと思ったら、まずは「どこでプレーできるか」を知ることが第一歩です。

実は、日本にも初心者歓迎のチームがたくさんあります。

どんな選択肢があるの?

アメフトができる場所は、意外とたくさんあります。

日本における、アメフトチームのカテゴリーをまとめてみました

種類特徴
小学生チームタックルのないアメフト「フラッグフットボール」として普及
「フラッグフットボール」は、サッカーにおけるフットサルのようなもの
おけるフットサルのようなもの関東に約15チーム、関西に約10チーム、北海道や九州にもチームが存在する
中学生チームタックルのかわりにタッチをする「タッチフットボール」として普及
関東に約15チーム、関西に約20チームあり、主に中学校の部活動やクラブチームとして活動
全国大会「日本中学生アメリカンフットボール選手権決勝」(会場:阪神甲子園球場)で日本一を決定
高校生チームタックルありの「アメリカンフットボール」を行う
全国に100校以上のチームが存在し、関東圏、関西圏を中心に活動
全国大会「クリスマスボウル」(会場:横浜スタジアムなど)で日本一を決定
大学生チームタックルありの「アメリカンフットボール」を行う
全国に200校以上のチームが存在し、関東圏、関西圏の他、地方にも複数チームが存在する
全国大会「甲子園ボウル」(会場:阪神甲子園球場)で日本一を決定
社会人チーム
(Xリーグ所属)
企業チームとクラブチームの2種類がある
企業チームは、自社の社員選手で構成され、クラブチームは様々な職業の選手が集まる
トップリーグであるX1 Superでは、富士通フロンティアーズ、オービックシーガルズ、パナソニックインパルスなどのチームが活躍している
日本一決定戦「ライスボウル」は、毎年1月3日に東京ドームで行われる
社会人チーム
(プライベートリーグ所属)
公式のXリーグとは別に存在する、草アメフトリーグ
関東に約15チーム、関西に約10チームあり、企業や学校に所属しない選手も参加可能
プライベートリーグの東西代表チームが対戦する全日本選手権「オーシャンボウル」を開催

探し方のコツ

ほとんどのチームがHPやSNSアカウントを持っています。

  • 「◯◯◯(地域名) アメフト」で検索
  • SNS(Instagram・Xなど)で「#アメフト部」「#フラッグフットボール」などを検索

直接お問い合わせいただければ、一緒にお手伝いさせていただきますよ! 
お問い合わせのページはこちら:Contact

チェックすべきポイント

体験や見学の前に、こんなことを確認しておくと安心です。

  • 初心者の受け入れがあるか
  • 装備のレンタルが可能かどうか
  • 練習の頻度と場所(通える範囲か)
  • チームの雰囲気(主にSNSから確認できます)

まずは「見に行く・話を聞く」でOK!

最初から本格的にプレーする必要はありません。

「一度見学に行ってみる」「練習の雰囲気を感じる」だけでも、第一歩としては大成功です。

アメフトは、“始めてみたい”という気持ちを歓迎する文化があります。遠慮せず、まずは一歩踏み出してみましょう!

ステップ②|必要な装備を揃えよう

アメリカンフットボールは、他のスポーツに比べると少し装備品が多い印象がありませんか?

実は、競技のレベル感(フラッグフットボール or アメリカンフットボール)によって必要なものは変わります

最初から、全てを「揃えないと…」と思う必要はありません!

フラッグフットボールの場合(タックルなし)

必要な装備

  • 動きやすい服装(Tシャツ、ショートパンツなど)
  • トレーニングシューズまたは運動靴
  • フラッグベルト(チームやイベントで貸与される場合が多い)

費用感

  • 初期費用:数千円(シューズ代+ベルト代程度)
  • 手持ちの運動靴とウェアがあれば、ほぼ0円スタートも可能

とにかく気軽に始められるのがフラッグフットボールの魅力ですね!

アメリカンフットボールの場合(タッチ/タックルあり)

必要な装備

  • スパイクシューズ
  • フットボールパンツと下半身に着用するインナーパッド類
  • ショルダーパッド
  • ユニフォームや練習用メッシュなどショルダーパッドの上に着用するもの
  • ヘルメット
  • マウスピース
  • グローブ(任意)

費用感

  • 新品一式なら10万〜15万円
  • 中古や貸与装備なら、数万円でスタート可能

最近は、とくに高校生以下のチームで
防具をチームに貸出してもらうことも多くなってきました!

ステップ③|ポジション別のスキルを身につけよう

アメリカンフットボールの魅力の一つは「さまざまな個性が活きるポジション」がたくさんあることです。

足が速い人も、力が強い人も、チームには欠かせない存在。

それぞれに求められる役割が違うため、身につけるべきスキルもポジションによって異なります。

まずはポジションを知ろう!

こちらの記事で、各ポジションの役割や特徴をわかりやすくまとめています。

自分がどのポジションに向いていそうか?ぜひチェックしてみてください!

自分の個性に合うポジションを見つけよう!

アメリカンフットボールでは、体格・スピード・パワー・知識……どんな個性にも合うポジションが必ずあります。

こんな個性を、各ポジションで活かすことができます。

どのタイプもチームにとって欠かせない存在なんです!

RB(ランニングバック)、WR(ワイドレシーバー)、DB(ディフェンシブバック)

ポジション別|最初に身につけたいスキルをチェックしよう!

興味のあるポジションは見つかりましたか?

ポジションに合った最初に身につけたいスキルもチェックしてみましょう!

ポジション最初に身につけたいスキル
クォーターバック(QB)ボールの投げ方、プレー理解
ランニングバック(RB)ボールの持ち方、カットバック(方向転換)
ワイドレシーバー(WR)ボールの捕り方、パスルートの走り方
オフェンシブライン(OL)低い姿勢、丁寧なステップ
ラインバッカー(LB)タックル(タッチ)の基本姿勢
ディフェンシブバック(DB)ボールへのリアクション、ターン&ダッシュ
ディフェンシブライン(DL)スタート時の爆発力
キッカー(K)、パンター(P)キック力、正確な場所にボールを落とすコントロール

おわりに

アメリカンフットボールは、決して特別な人だけのスポーツではありません。

足が速い人も、力が強い人も、考えるのが得意な人も──  

それぞれの「らしさ」がそのままチームの力になる。  

そんなスポーツがアメフトです。

このガイドを通して、あなたはすでに「第一歩」を踏み出しました。  

あとは、自分の興味や個性に合ったポジションで、最初の練習を始めてみるだけです。

道具をそろえる前に、まずは「触れてみること」から。  

ボールを持ってみる。チームをのぞいてみる。動画を観る。  

どんなきっかけでも構いません。

あなたの挑戦を、きっとフィールドはいつでも歓迎してくれるはず。

Let’s Huddle Up!!


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